再び山が楽しくなってきたおはなし
こんばんは。
9月も末となり 秋らしい陽気になってきましたね。朝晩の冷んやりとした空気がとても心地よい今日この頃です。
さて、今週末は群馬県にて赤城山ヒルクライムレースが開催されます。私にとっては2016年の秋(赤城HC)を最後に2年ぶりのヒルクライムレースとなります。
同年5月に行われたハルヒルは好調で55分。
6月の富士ヒルはベスト更新ならずも84分。
それから段々と仕事が忙しくなり、残業が増える分 練習量が減っていき…
9月の赤城は完全にモチベーションが下がった状態での参加でした。
しかしまぁ、その時の記憶がほとんど残っていないのは ここだけの話(^^;;
唯一覚えているのは、レース中盤で完全に心が折れ…ラスト手前で給水ポイントへ寄ったこと。。。
この年は女子の有力選手が少なかった為、リザルトは年代別4位になるという…なんとも言えない結果に。(ちなみにタイムは1h34mという伝説の黄金のタレっぷり)
本来とても嬉しいはずの入賞。しかし実際はというと、達成感は中途半端だし 寂しさ・虚しさ・やるせなさ が残ってしまったレースとなりました。
今思えば、これを境に 積極的に練習することをやめてしまった気がします。
その後、久しぶりにのぼったヤビツ峠はただただキツかった。あれだけ楽しかったはずの山がのぼれない。
(練習しないとのぼれないのは当たり前じゃん)
(だから練習しなきゃダメじゃん)
…というように、本来《楽しい》が前提の趣味の自転車が、いつのまにか義務となっていたのです。
『自転車…なんでだろう…乗りたくない…』
言葉では表すことのできないあの気持ちは、今でも鮮明に覚えています。
あれから2年が経ち、現在 2018年の秋。
実は最近、また山が『楽しい』と思えるようになってきた私がここにいます。
ただただ純粋に、のぼることが楽しいのです。
走らなきゃ!頑張らなきゃ!ではなく、
走りたい! 頑張りたい! というように、考え方にも変化が生じています。
あんなにもハードルを上げてしまっていたヤビツを (走りたい)というこの気持ち。
なんとも不思議ですよね。
理由はひとつ。
お互いに楽し苦しい思いを共有できる 向上心を持った『素敵な仲間』と出逢えたことです。
(そもそも1人では早朝ヤビツなんてしないだろうし、毎回心拍Avg180超えるまで追い込むのはとても難しいことです。それも楽しみながら……←ここ1番大事!)
練習量は増やすものではなく、増えるもの。
本当にそう感じています。
ベストの42分(名古木〜)にはまだまだ遠いけれど、焦らず、無理せず、ライフスタイルに合わせて楽しんでいこう。
まだ1本で足がなくなる程度の脚力ですが、継続は力なり。
目標に向かって、一参る一参るを大切に。
そして来年は 百す参るを達成させたいと思っています。